県木:立山スギ Cryptomeria japonica |
県花:チューリップ Tulipa gesneriana |
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今年の雪はリスが教えてくれる? | 市町村花見 | |||
送りオオカミは、紳士です | ||||
ヒキダメというおこぼれ | ||||
カイニョ | ||||
「アラシ」「草嶺」「ナギハタ」「ナギ」 | ||||
黒茶 | ||||
ウルシin富山 | ||||
今年の雪はリスが教えてくれる? 富山の動物シリーズ その1 富山の利賀村では秋のリスの尻尾を見て、今年の雪の量を知ります。その見方とは、 「尻尾が太ければ大雪、細ければ少雪」 富山の動物シリーズ その2 熊が出歩くと天気が荒れる。 富山の動物シリーズ その3 ウサギが夜、山から谷に下りれば好天 下から頂上にあがれば、荒天 これらは、富山の山間部に伝わる天気の見方です。科学的に正しいかどうかは、・・・・・・・ですが、生活の知恵は、馬鹿に出来ません。きっと、リスは、その年の冬を予知し、体内に蓄える量をコントロールするのでしょうから 今、私たちに自然を読みとる観察力はあるんでしょうかね |
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送りオオカミは、紳士です もういないかも知れないけど、オオカミ。オオカミは、神さまであったり、山の神の使いだったりして非常に、山の生活に密接していたんです。 富山の動物シリーズ その4 そんなオオカミと富山の山岳地域の話。山で作業した後や、峠で、オオカミが待っていて、家まで、里まで送ってくれたとか。他にも、猿が畑を荒らすのを威嚇して追い払ってくれたとか ただし、オオカミに送ってもらうときに滑ったり、転ぶと、喰い殺されてしまうそうです。 |
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ヒキダメというおこぼれ 富山の動物シリーズ その5 富山の山の人は、野ネズミからおこぼれを貰って、生活していたとか。野ネズミが、山の木(トチ、クリ、ブナ、カヤ等)の実を貯めて、越冬用食料にするので すが、焼き畑地域や常畑で農作業しているときに、地中に埋めてあった木の実(2升ほどになるらしい)を掘り出したとき、 野ネズミからの贈り物ということ で炒って食べていたとか |
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砺波カイニョ倶楽部 http://www1.tst.ne.jp/k-amano/kainyo.htm 砺波市 http://www.city.tonami.toyama.jp/index.html 福野町観光協会 http://www.shokoren-toyama.or.jp/~f-kanko/ 街の歴史・概要 http://www.shokoren-toyama.or.jp/~f-kanko/01_rekisi.html 「散居村とは」に詳しく書かれています |
カイニョ となみ平野の農家を取り巻く屋敷林をカイニョと呼んでいます。もともと森だったところを田畑にしたときに、屋敷林として家のまわりに残したものといわれて いますが、年中吹く西風と、冬の雪、夏の暑い日差しを遮るため、スギを中心に植えています。特に南側は、夏の日差しの他、冬の大雪が、南から吹き込みま す。特に、風の強い、西側、南側に多く植えており、東側はあまり植えていないそうです。 スギは、真っ直ぐ成長し、防風効果が高く、枝葉や落ち葉は燃料に、スギそのものは、建築用に使うことが出来、非常に生活に根付いています。 女の子が産まれると、キリの木を植えます。女の子の方がお金が掛かるということなんでしょうね。かつて、分家には、クリ、ウメ、カキ等の換金作物の木を植え、貴重な現金獲得の手段となっていたそうです。 カイニョの木を売ると、あの家は、金に困っていると噂されるため、カイニョを切ることはあまりなかったそうです。 また、高木には、杉の他、ヒノキやカシの木を、低木は梅、栗、そして下層植物としてオオバコやセリまで植える等して空間を活用してきました。なお、田畑は、屋敷林の外側に位置しています。 |
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「アラシ」「草嶺」「ナギハタ」「ナギ」 富山の焼き畑のことです。 富山県の場合、加賀藩が、百姓に贅沢をさせなかったせいもあって、雑穀が主食になっていた。スケジュールはこんな通りだったとか 1年目の7から8月にかけて、草を刈ったり木を切ったりします。 8月初旬に、火を入れて、ソバやカブの種を植えます。 2年目に、アワ、ヒエ、シコクビエを植えます。 3年目に、アズキを植え、4年目にキビやアワ、ヒエ、シコクビエを植えて山に返す。 3年目に、コウゾやクワを植えて、蚕を飼ったり、和紙を作ったりして、換金作物の場にしたこともあったそうです。 秋植えという杉の苗を、最初の年のカブの種をまくときに植えて、スギ林にすることももちろんあります。 |
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NHK食べ物新世紀 http://www.nhk.or.jp/t-shinseiki/index.html いただきます ふるさとの味 http://www.nhk.or.jp/t-shinseiki/back/furu31.html |
黒茶 プアール茶の富山版 後発酵茶という分野に入るそうで、高知の碁石茶や、徳島の阿波番茶、愛媛石鎚の石鎚黒茶も同じ仲間とか ただ、カビは、好気的な性格を持っていて、四国のお茶とはちょっと違うらしい 作り方は @生葉を摘む A蒸します。昔はゆがいたそうです。 B木の囲いの中に入れ、カビを付けます。 このとき稲藁で周りを囲み、温度が上がると移して、温度が上がるとまた移すといった作業を繰り返すこと、約3週間繰り返します。 C3週間ぐらいたつと天日干しをします。 ばたばた茶ともいうそうです。 茶せんでバタバタ泡立てて飲むからとか まだ飲んだこと無いので富山の方、是非送ってください。期待しています。 |
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ウルシin富山 高岡漆器 1609年(慶長14年)に当時の加賀藩主2代目。前田利長公の高岡城築城の際に、地域振興を兼ねて日用生活品を作ったのが始まりとか トチノキ、カツラ、ホオノキを原木に、中国のウルシの技法である堆朱、存清等を基本に彫刻塗・青貝塗・勇助塗という貝や石を嵌入して花鳥山水を描いたり、貝を張り付けてみたりと絢爛豪華な漆器を作っています。 |
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お墓に木 | |||
防雪林 平村(現南砺波市)は、雪崩防止林として雪持林 他地域では、弘前藩が雪ナデ留山。隣の新潟県湯沢町ではナデ除け林。石川県河内村下折には、上の止林と下の止林 |
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