フィンランド共和国
Republic of Finland
     
   
           
           
           
           
フィンランドの焼畑は、Kaskiといいます。

詳しくは、こちら
http://www.metla.fi/koli/index-en.htm

コ リ国立公園では、世界的にも珍しい焼畑の博物館があります。焼畑耕作は、通常、焼畑移動耕作と呼び、森を切り開いて、焼きながら自然植生の回復能力に頼っ た農法です。世界中で行われていて、常畑になるまでの、ある意味、人口が爆発して、焼畑では養いきれなくなるまでの農法ということが出来ます。

ここ、フィンランドでは100年前まで焼畑を行って、人口を養ってきました。しかし、国が富むにつれ、人口が増えるにつれ、焼畑では無理ということで放棄されました。

しかし、EUの一員として、またスウェーデン、ロシアに占拠され、第二次世界大戦ではソ連の気まぐれに国土を奪われ、未だに返還ままならない状況で、フィンランド人とは、なにかヨーロッパ一愛国者の国といわれるフィンランド。

そのアイデンティティーを残す、後世に伝えるという大きな意味合いがあります。

フィンランドの農夫の格好?
この格好で、焼畑をしていたとか

焼畑の際に使われる道具

シラカバの皮から作った靴
シラカバの皮は、バスケットにカバンに使っています。

koki国立公園内にある焼畑博物館









博物館のパネルより

フィンランド人としてのアイデンティティーを残すための看板(英語の説明あり)

1998年に行われた焼畑 放棄4年後


放棄すると一斉の白樺林にこのシラカバから、樹液をとってジュースの甘味に利用。
キシリトールはここから取れます。

2002年(今年)焼いたばかり

カブの種はまいていますが、まだ芽は出ていません。火入れ後2週間 まだ地面が温かかったです。

カブは昔は焼畑から、今は畑から
     


もっとという方はhttp://www.metla.fi/koli/kaski/kuvat/index-en.htm

1998年に行われた
焼畑の写真

博物館では映像が
見られます。


写真はMETLAより
(森林総研)