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チャコリという飲み物
バスクを代表する飲み物「チャコリ」は、ワインの一種。自然発酵による微発泡白ワイン。アルコール度数は、7~10%前後で、熟成ではなく、作ってはすぐ吞む方が美味しいワインです。
ブドウ栽培は、ヨーロッパでは遅い方で、雨が多く気温の差が激しく無い地なので、適さないんです。そんな中で、1524年頃には、チャコリの名が文献に登場。その頃には、一般的になってきたということです。ワイン造りは、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼者によって13世紀に伝えられたそうです。湿気対策として、棚作りという日本と同じようなブドウ棚で栽培。
基本的には、自家消費で細々と作ってきたのですが、19世紀のフィロキセラ害虫によって全滅に。今では、「オンダリビ・スリ(Hondarrabi Zuri)」「オンダリビ・ベルツァ(Hondarrabi
berza)」の2種が栽培されています。
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