バスク
Vasco
     
  ゲルニカの誓いの木        
  チャコリという飲み物         
           
           
           
ゲルニカの誓いの木
1937年にフランコを支持したドイツのヒットラーの空爆で一躍有名になったゲルニカ。ここは、クロマニヨン人の生き残りとか言われているバスク人(ほんまかいな?)

有名人は、フランシスコ・ザビエル

この地にある樫の大木「ゲルニカの聖なる木」。古来から、バスク人は、この木の下で、共同体全体の問題を話し合った。

中世は、バスクを支配に置いていたカスティーリャ王は、この木の下で、バスクの特権の保証を宣誓したのです。今なお、スペイン・フランスの支配から、独立できないバスクにとって重要な木だそうです。


   
    チャコリという飲み物
バスクを代表する飲み物「チャコリ」は、ワインの一種。自然発酵による微発泡白ワイン。アルコール度数は、7~10%前後で、熟成ではなく、作ってはすぐ吞む方が美味しいワインです。

ブドウ栽培は、ヨーロッパでは遅い方で、雨が多く気温の差が激しく無い地なので、適さないんです。そんな中で、1524年頃には、チャコリの名が文献に登場。その頃には、一般的になってきたということです。ワイン造りは、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼者によって13世紀に伝えられたそうです。湿気対策として、棚作りという日本と同じようなブドウ棚で栽培。
基本的には、自家消費で細々と作ってきたのですが、19世紀のフィロキセラ害虫によって全滅に。今では、「オンダリビ・スリ(Hondarrabi Zuri)」「オンダリビ・ベルツァ(Hondarrabi berza)」の2種が栽培されています。