紅茶の産地
紅茶の産地といえば、インドにスリランカが有名ですが、共通しているのはイギリスの植民地だったところ。当然マレーシアもイギリスの植民地であったわけで、お茶大好きのイギリス人がお茶の適地をマレーシアで探さないわけはありません。
1885年に国土調査官のウィリアム・キャメロンが発見した高原が、クアラルンプールから車で4時間ほど行った海抜1524m。パハン州にある高原だったんです。平均気温は20℃以下という気候は、お茶づくりにも最高だったというわけで、お茶畑として開発されます。
キャメロンという名の付いたキャメロンハイランドのことです。マレーシアの紅茶メーカーBOH TEAの農園があります。
なお、働いているのは、インドやネパール、バングラデシュなどの貧困国からの出稼ぎだそうで、朝の7時から3時まで120キロの茶葉を摘む毎日なんだそうです。
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