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かつての違法伐採?
インドネシアと言えば、熱帯雨林の豊富な国で有名ですが、その反面、森林が消えていくスピードが速いと言うことでも有名です。
大規模なパームオイルやゴム園などの林地の利用転換もありますが、違法伐採の噂も跡を絶ちません。
そんな違法伐採にも、色々な種類があります。地元住民の可愛い違法伐採、自宅用の家に利用や薪や炭などの燃料のため、分からない程度に盗み出す違法伐採から、トラックを入れて一気に運び出す、時には船に積んで逃げるとという大胆な違法伐採まであります。
その3タイプとは、@スマトラ型、Aカリマンタン型、Bイリアンジャヤ型だそうです。
タイプ |
規模 |
利用先 |
その他 |
スマトラ型 |
地元住民で小規模 |
主は国内
マレーシア、シンガポール、中国を経てヨーロッパ(メダン経由)、日本にも |
ジャワ島のチークも同様 |
カリマンタン型 |
組織的
大規模 |
サラワクやサバに違法輸出
一部は国内 |
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イリアンジャヤ型 |
無秩序 |
マレーシアや中国、インド |
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スマトラ型も、カリマンタン型に組み込まれる動きがあるそうです。
基本、出資者がいて、協力者の存在があります。出資者は、インドネシア人か、その周辺の外国人が多く、スーパーボスと呼ばれるそうで、前面に出ることはないみたいです。次に、ビックボスという人たちが、インドネシアの大都市に住んでいます。そして、森林のあるところには、ローカルボスがいます。
このローカルボスが、地元住民や入植者に声を掛け、木を伐らせます。村長や地元の警察や役人に鼻薬を嗅がせるの仕事の内です。
ビックボスは、インドネシア国内の調整を含め、海外に出す仕事をしているとのこと。
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