木を切るのは満月に(何で?) マヤ系のあるインディオに聞いた話ですが、本当のところは分かりません。
でも、満月の夜に儀式に則って木を切るそうです。 珊瑚の出産(満月かな)とか。月の魔力の話は知っていますが・・・・・ アマゾンでは、新月の夜切るのがいいとか????
どの木も同じはなく、マツが対象とか
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クリスマスの盗人対策 クリスマスまでの1ヶ月の期間 この国の森林局(INAB)職員は交代で、主要な道路で徹夜の見張りをします。どの国でも盗伐は大きな問題です。普通は、大きくなった木を勝手に切って、金儲けしたりしますが
グアテマラで聞いた話では、クリスマスツリーのためにモミの木を切ってくるからです。悪いことをしているという意識があるのか、夜運ぶそうですが・・・・・ 庭に木を植えればよいと思うのですが、また、植木屋があっても良さそうなのにこの国(地域)は育てることをしないのですかねぇ。めんどくさいからという声を聞きますが、金儲けのチャンスと思うのですがね
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許可無く共有(みんなの)の森を切ると いまだに、伝統的な格好をして生活をしているインディオ。いい、悪いは別にして団結したコミュニティーを形成しています。いまだに薪が燃料ですが、勝手に切るとペナルティーとして水が止められます。 森は、水源です。 行ってビックリしましたが森が立派に残っているんです。
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グアテマラシティー近くのインディオの共有林 40年前に植えて、今切り時ということで、この木を切って村の道を整備していました。
他のインディオの村では家具を作っていました。
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40年生の森の中 松を植えています。 |
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グアテマラコーヒーというのは グアテマラは、コーヒーの産地で有名です。 でも、需要に対して供給が追いつかないそうで、隣のエルサルバドルから輸入してグアテマラコーヒーとして輸出しています。まるで、静岡茶?みたいです。
中南米では普通、牛を持つことが夢という人がいっぱいいます。でも、この国では、コーヒー園を持つことが夢といいます。ちょっとした土地があれば、コーヒーを植えているところがいっぱいあるのにはビックリしました
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ガムは熱帯林のキーパー グアテマラの有名なマヤの遺跡でティカルという神殿がペテン州という低地熱帯林にあります。そのまわりには、鬱蒼とした天然林がまわりを囲っています。 その森の中に、チューインガムの原料であるチクルの木であるチポサポテ(Manilkara
zapota, Achras
zapota)がいっぱいあります。
天然林から採集されたチクルを100%日本が輸入しているとか。日本が輸入している間は、きっと森が無くなることはないでしょう
何せ、価値ある森なんですから。ガムはマナーがないとか、ポイ捨ての悪役としてポスターなどに登場しますが、ガムを食べることによって、グアテマラの低地熱帯林を 守っているんです。
ガムが採れるから木を残す。木があれば収入があります。そのためには環境を破壊しない。結果的に森が残るのです。
環境保護をうたっている人は、もっとガムを食べましょう・・・・・ ガムが売れないと、森として残す価値が無くなるからです。牧場やバナナ園に化けてしまいます。
幹に傷を付けて白い樹液をとるんです。
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熱帯降雨林の中に木があります。
チューインガムのページ
http://www.sun-inet.or.jp/~kwk14484/ ロッテ
http://www.lotte.co.jp/ チューインガムのコーナー http://www.lotte.co.jp/index33.html
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忘れられた木の実 ラモンという木の実は命の木だったんです。マヤ文明を支えたのは、発達した農耕技術。農業なくしてというよりトウモロコシなしでは成り立たなかったのです。 しかし、トウモロコシだけでは増えた人口を養いきれなかったんです。
そこで、ラモン(Brosimum
alicastrum)の登場。大きくなると樹高40m、胸高直径80〜120pになる木で果実を食べていたんです。
しかし、今では見捨てられているというか食べてないみたいでした。
美味しくなかったんですかね
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睾丸という名の果物 アステカ人の言葉の一つナワトル語の睾丸を意味する「アワカトル」。日本語名は「ワニナシ(Persea
americana)」。栽培された果物の中で一番栄養価が高いといわれています。
これが木になるバターです。マグロのトロとも呼ばれているんです。村の中心にありました。
ホント鈴なりです。
スーパーでは、「アボカド」といって売っていますが、語源はねぇ(^^; 金玉とはいえません。
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これが4000年以上?も続く高地でのトウモロコシ栽培。Milpaです。
こうやってトウモロコシ栽培は地力を落とすことなく持続的に栽培して、わずかな収量ですが人が生きてゆけるだけを供給しています。
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Milpaという焼畑? マヤ文明を支えたトウモロコシ トウモロコシ栽培は、焼畑ということで、Milpa(ミルパ)と呼ばれています。 高地マヤではトウモロコシ畑、低地マヤでは焼畑と呼ぶとか。
(熱帯林での低地のトウモロコシ畑:焼畑)
で、高地でのミルパ。 緑肥は森から取ってくるんです。松やモミの落ち葉をかき集め、鍬込みます。そして土を盛り上げて、マウントを作って上にトウモロコシを植えます。その盛り上がったマウントを保護するように窒素固定をする豆を植栽。 マウントとマウントの間は、雨で土壌が流出しないように地表を覆うウリ科の植物(カボチャなど)。
非常に効率的な農法 さすが多くの栽培植物を世に贈ったマヤの人々の子孫です。でも、置かれている環境は、人類の発展への貢献に比べてナントひどい仕打ちなんでしょうか。
小麦文明の中国ですら、トウモロコシを植えています。寒いところから熱帯まで。アジア、アフリカと世界中で栽培されています。
マヤの皆さん、本当にありがとうございますです。
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標高3000メートルの森 グアテマラ中部高原の標高3000mの森林 トトニカパン近くのパンケッシュの森 右の写真は水源林として伐らずに管理しています。 ルールを破ると、共同体の中の決まりで水がとめられます。落ちている枝は薪に利用出来ますが、制限されています。
スペイン人の侵略で地味の貧しいところに移されてから400年。トウモロコシを中心とした生活を細々と続けています。
パンキッシュの森(右の写真)に入ったときの感想です。 巨木とすばらしい天然更新を見たとき、我が目を疑いました。ハッキリ言って、次の世代に残すべき森林です。
感動しました。と同時に木々のすごさに圧倒されました。 上手く表現出来ませんが、機会があったらぜひ行ってください。ある意味、生き続けるために、森林を管理している先住民インディオの血のにじむ努力の賜物かも知れません。
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天然更新が容易な森林です。家畜(ヤギやヒツジ)さえ入らなければ大丈夫です。場所によっては、フェンスをして稚樹が大きくなるまで、家畜が入らないようにしています。 |
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森の中の様子です。 |
余談ですが、こういうところには政府の援助は入りません。なぜなら、インディオは政府を信じていないからです。また、NGOもあまり入りません。 インディオの警戒心はものすごく強いです。
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ここでは、トウモロコシがダメなので、ヤギを飼っていました。ハッキリ言って人の住める環境ではありません。 歴史の、権力の怖さを感じました。 |
グァテマラでは人口の2.1%が62%の可耕地を所有していているんです。人口の87%は、わずか19%の可耕地を所有しているにすぎないんです。 87%
とは、インディオと貧しいラディーノ(インディオと白人の混血)。で2.1%の地主は、裕福な農産物輸出王であり、latifundiasあるいは
fincasと呼ばれる広大なプランテーションを持っています。そこから、栽培した農産物をアメリカ合衆国・ヨーロッパ・日本に輸出しています。 これらのプランテーションからはサトウキビの栽培や家畜の飼育が可能な太平洋沿岸の土地や、グァテマラの主要輸出農作物であるコーヒーを産出する太平洋側の山腹など、国内で最も肥沃な地域にあるのが一般的です。歴史的に豊かな場所を抑えるのは力のある者達なんです。 一
方、自耕自給農である後者は、その多くがインディオであり、大金持ちの所有するコーヒープランテーションを見下ろす西部高地(Altiplano)にひし
めき合っているんです。minifundiasと呼ばれる荒廃した急斜面にある小区画でトウモロコシを栽培しているが、その収穫では生活するための食物も
収入も充分には得られない状態である。だから、肥満児は無し。トウモロコシと豆だけで生きているようなモノ。したがってインディオは所有地で耕作する以外
にも大地主のプランテーションで季節労働をしなければならないのということで、悲惨の何者にもかえられません。
神はこの世にはいないんです。いたらこんな悲惨なインディオなんているわけ無いんですから。 いると主張する人々は、何とかこの状況を変えてください。変えられたら、神の存在を信じてあげましょう。
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神は何処にいるのか Santiago
Atitlanにある火山 そこは急斜面なのに、人が登っているんです。生きるために。その理由は、土地を奪われた人達も生きてゆかなければならないからです。 コロンブスが来て500年。もともとインディオの人達の土地は、欲に駆られたヨーロッパ人(ここではスペイン人)に取り上げられたんです。
こんな急斜面で、生きるために農業 山から木が無くなるのは当たり前
写真は同じ山
畑です |
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