ヤナギの枝でピシッと
いたずらっ子の男の子が、女の子のスカートめくりではなく、お尻をペンペン。腰もビシビシ。
セイヨウシロヤナギ:ホワイトウィロー(Salix alba:white willow)の枝を編んだものにリボンを付けたムチ(pomlazky:ポムラースカ)で叩くのです。叩かれた女の子は、お返しにイースターエッグをプレゼント。
イースターマンデーの午前中の行事
叩かれなかった女の子は、怠け者になるとのこと。男の子にすかれないといけない?と思うと、バレンタインデーの逆バージョン?
春が来て、心がウキウキ状態。恋の始まりかもしれません。
叩く場所が場所だけに、キリスト教以前の土着宗教の名残で、豊饒・安産を祈念した行為だと思います。セイヨウシロヤナギは、アスピリンの起源。頭痛に痛
風、生理痛、歯痛に分娩痛。ありとあらゆる痛みに対応してくれるありがたい薬用植物。そして、どこでも根付く強い生命力。卵は子孫。長い冬を乗り越えて明
るい明日へのお祭り。
チェコ(プラハだけ?)のイースターの風習
4年に1度、女性が男性を叩くという村もあるそうです。
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