カメルーン共和国
Republic of Cameroon
     
           
 
生態系調査は木の上から
月より遠いと言われる樹冠
熱帯降雨林は幾層にも樹冠があり、ある生物は地上に降りることなく生活しているんです。

まだまだ未知の世界の樹冠内の生態系調査

ということで、カメルーンで行った調査は木の上に樹冠の上にネットを張った気球を置いて、そこに人が乗り調査をするんです。

下から上に上がるのは困難なので

   
    ドイツとフランス
ここにあるプランテーションは元々はドイツ人が開発したもの。1884年に当地を政府の命で来たドイツ人ナハティガル(G.Nachtigal:サハラ横断で有名)が諸部族の長と保護条約を結んだからなんです。1911年までかかって内陸部まで開発したんです。

そこでは、バナナ、ココヤシ、ゴム、カカオといった農産物がドイツ移民の手によって始められたんです。

しかし、第一次世界大戦によってドイツが敗れ、西カメルーンがイギリス、東カメルーンがフランスに割譲。

そして、フランスは開発政策を積極的にすすめ木材伐採が開始するんです。