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北京編 その3 2005/04/17
江沢民の影響下では抗日デモ中だった日
   
反日運動の陰で
2005年4月9日に起きた共産党一党支配の終わりの始まりと記録されるであろう日本大使館襲撃事件。
その次の週に北京入り。

まぁ、 ニュースなどでは上海の日本領事館での破壊活動の風景。投石や破壊とやりたい放題。でもその抗日嵐が吹き上がる中国なのに無関心な人が多いこと。中心地の 王府井(東京の銀座に相当?)の日本料理屋は大繁盛。回転寿司やも満員御礼。吉野家(ホンコン資本)もいっぱい。美容院は、最新日本流行髪型(ウル覚え) とか書いていて、浜崎あゆみや松嶋菜々子の顔写真が。眼鏡屋には最新式日本機械が入っていて、アピールしていました。

そういった風景もあるというのを知ってください。
(別にヨイショしているわけではありませんので)
中国美術館での一こま

うらやましいというか、日本の美術館でこういった風景を見ることはほとんどありません。


こういった所に来る中国人は、豊かな中国人だと思えることが多々ありました。一つは、垢抜けた服装。そして美術館には車で来てたりするんです。

特権階級の子供達なんでしょうね。

ちなみに、中国で合法的にエロ本が欲しければ、美術館へGoです。「女体彩画」という芸術本が売られています。ボディーペインティングの写真集です。
2004年から芸術のために女性のヌードを描いていいとなったらしい。ちと恥ずかしくて買えなかった。

というか、中国の美術館には、がっくりしました。知り合いにお土産用に絵はがきを探したのに皆無。カタログも無かったです。まだまだ途上ということでしょうか。

音声ガイド(こんなのがあるとは思わなかった)でイベント用に用意していたが、レンタル料10元(125円ぐらい)に対して、保証金200元(2500円)とられます。




景山公園にて

石のタイルに筆で漢詩(?)を書いているところ


歌って踊って

フォークダンス?

集まって合唱
公園内のあちこちで見られました。

のどかなウンチ風景
日本語大好き?



カシューナッツの商品には怪しい日本語が氾濫しています。


美味しくないパイ

「レタヘ」って何?

「ラッキー」?「マッキー」の間違いでは
謝罪という概念
政治家や評論家というのは、バカな生き物なのか、と思わざるを得ないんです。大使 館や日本を敵視した抗議活動に対して、中国側に謝罪を求めるという意見を見ました。日本みたいに肩寄せ合って狭い国土で生きていく上では、一歩下がって、 頭を下げれば不要なトラブルを回避できる民族とは違って、頭を下げる行為は死を意味するというのを知らないんです。普通の人でさえ、平気で嘘ついて、自分 が悪いと分かっている時は笑ってごまかすんですから。絶対謝りません。感心するくらいに。

頭を下げれば、それは政治的な死を意味します。下手すれは肉体的な死を意味します。

そんなところなのに、頭なんて下げないどころか、謝罪なんてしません。そういった概念がないんですから。少しは、歴史を勉強してから発言して欲しいですね。

キチガイには無視するのが一番なんです。相手にしないことです。日本人が夢見る中国は既にこの世にはないんですから。

リアル「北京の55日」を感じられるかと思ったんですけど、甘かったです。歴史の終わりの始まりを見れなかったことが残念。

貧しかった頃には、日本製品は雲の上の存在だったのに、経済成長に伴って所得が向上すれば、身の回りには日本製品が氾濫。テレビをつければ日本のアニメが氾濫。

買 えなくても、お店のショーウインドーには高級品は日本製。もともと漢字を伝え、律令制度を教え、偉大な国であった中国が辺境の国に負けているのが気に入ら ないんです。アメリカやヨーロッパは遠い国で、価値観が違う(キリスト教国)から納得は出来ても、同じ漢字圏なのに、小さい国に負けているのが気に入らな いんです。

偉大な歴史のある(5000年)中国と教科書で習ったのに、現実とのギャップ。だから、いちいち反応してはダメなんです。

まぁ、出来れば、日本の番組をそのまま中国でも見れるようにした方が良いでしょう。衛星放送で東欧革命が起きたように。日本からの情報発信で共産党一党支配を潰してしまえば良いんですから。