住んではいけない地名 
水害があるたびに思うのですが、どうしてそこに人が住んでいるんだろうと。地名からして、ダメでしょうと思うのですが、知らないから住んでいるのか、知っていたけど、安さに負けて購入してしまったのか。

基本は、水害ハザードマップを見るのが一番ですが、一定のルールで名付けられた地名には住むことすら止めるべきだと思います。例えば、切梅新田という地名は、切り取った土を埋めて新田にした名残だと思います。
ダメな地名(漢字)
サンズイの地名
●谷(渋谷)
●水(赤水、水戸、水原)
●田(梅田、恩田町、勝田町、新田町、原田、津田、抜田、崩田)
●沼(沼袋)
●池(溜池山王、池平)
●沢(沢田、滝沢、湯沢、深沢)
●窪(荻窪、大久保、宮久保、宮窪)
●江(畑江、江古田)
●淵
●湯(出湯、湯沢、大湯)
●潟(中潟)
●瀬(綾瀬、黒瀬)
●浦(浦安、大浦、小浦)
●川(川口、川崎、川前、川内)
●清(清水)
●津(津留)
●深(深江、深草)
●井(井草)
●滝(鳴滝)
●泥(泥の木、泥沢)
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●牛(牛ヶ瀬)
●亀(亀有、亀戸)
●鷺(鷺宮)
●蛇(蛇落地悪谷、蛇抜、蛇崩→目黒区祐天寺1丁目、上目黒4丁目の一部:名古屋市天白区植田山3丁目の一部
●竜(九頭竜川、龍華町)
●鶴
●鮎
●蟹(蟹ケ谷)
●猿(猿谷、猿飼)


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●草(井草、若草)
●梅(梅田)
●野(野毛)
●柿(柿原)
●胡桃
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●荒(荒屋)
●放(放出)
●出(放出)
●女(小名、小那、尾奈)
開拓地の地名
●新在家
●新屋敷
●沖(沖通)
●津(津田、百津、宇津野)

ダメな地名(音)    
■土砂崩れ  アカ(垢:赤羽、赤堤)、アズ(小豆沢)、アソ、アナ、ウシ(憂し:牛込)、ウメ(梅田、梅島)、カキ(柿の木坂)、クラ(赤倉、大倉)、クレ、コマ、タイ、ナベ、ネ、ノゲ(野毛、野下)、フ、フキ、フタ、ホケ、ヤト、ユキ 
■扇状地  アオキ(アオギ)、イノ、イノウ、シバ、ソネ、ハヤシ、ワダ 
■低地  ウシ、サコ、ソウタ、タニ(ダニ)、ナベ 
■洪水 アイ(落合)、アカ(垢:赤羽、赤堤)、アズ(小豆沢)、イグサ(井草)、イケ(池尻、池上、池袋)、ウシ、カマ、カネ、コマ、スガ、スゲ、ハキ、ハギ、ハタ、フ、フクロ、フロ、ヤト、ワセ、ワダ、ワラビ 
■津波  オナ(女川、)

   
これらは、地震や水害だけで無く、臭気や湿気の問題を抱えている場合があり、カビや虫で悩まされることもあります。
■昔、海だったところ
■昔、川だったところ
■昔、盛り土で作ったところ(逆に、切り取った方は、安定)
■江戸時代、町人の街だったところ
■新興住宅街で、希望とか、平和とか、イメージ先行の場所
■棚田だったところ

逆に、歴史あるお寺や神社がある場所、城下町で武家階級が住んでいたところ、高台などが安心な場所、安全な場所だそうです。

※雪崩関係の地名
■八人倒し(雪崩に巻き込まれた場所:滋賀県長浜市旧余呉町)
■太郎ナデ(太郎さんが雪崩に遭った場所:福島県喜多方市旧山都町)
■人喰い谷(富山県南砺市旧城端町)
■ナデ(全層雪崩の意味:ナデツキヒラ;秋田県北秋田市阿仁町,ナデ下:新潟県長岡市旧川口町,ナデ平:新潟県上越市旧名立町)
■ノマ(全層雪崩の意味:人喰いノマ;石川県白山市旧尾口村,大ノマ山:石川県白山市旧白峰村)
■ナゼ(全層雪崩の意味)
■歩危(ぼけ)新潟県湯沢町
■百間ビラ(岩手県西和賀町旧湯田町)
アイヌの場合
意味 地名 具体的な地名  備考 
砂礫の流出 ピ、シュマ、サツ、サッ  幌美内(千歳市)
ビタタヌンケ川(えりも町)
ベベルイ川(上富良野町)
朱鞠内(幌加内町)
毘砂別(石狩市浜益区)
比石川(檜山郡)
歴舟川(広尾町)
豊平川(札幌市)
札比内(月形町ほか)
札内川(帯広市ほか)
札富美川(湧別町)
石を示すピ、シュマ
乾いた砂礫原を示すサッ 
大水・洪水 サン、シノロ 篠路(札幌市)
三毛別川(羽幌町)
珊内(鶴居村)
大水が出る
がけ崩れ・山腹崩壊 トイ、ペルケ  美留和山(弟子屈町)
問寒別(幌延町)
豊平(札幌市)
問牧(枝幸町)
トイが崩れる。
ペルケが裂ける。) 
悪い ウェン  雨煙内(雨竜町)
宇遠別川(陸別町)
植別川(羅臼町)
十勝川河岸(十勝地方)
上平(苫前町・尾平町)
手稲山(札幌市)
過去に災害発生地 
放棄地 トゥ・コタン  床丹(佐呂間湖周辺・別海町・小樽市)
床譚(厚岸町)
トコタン(有珠山周辺)
疫病や災害などで村を放棄した場所 
忌地  カムイ 神威岬(浜頓別町)
石狩川(旭川市)
歴舟川(広尾町)
摩周湖東南壁の活火山(弟子屈町)
カムイロキ山(足寄市)
人が来てはいけない場所
通行困難
人知を超える現象が起こる場所
土地が隆起する トゥク  徳富川(新十津川町)
突符川(乙部町)
河川の流路が変化する毎に土地が隆起
襲いかかる川 ピウケ・ナイ ピウケナイ川(旭川市) 鉄砲水の出た川 
火山灰を含んだ山 イェ・パロ・ヌプリ 駒ケ岳(森町)  
膿が出る イェ・サン 恵山(函館市)  膿とは、軽石、溶岩
臭いを持つ川 フラ・ヌ・イ 富良野川(上富良野町)  
危ない川  クン・ペッ 群別川(石狩市)  
震える山 プルプルケ・ヌプリ  日和山(登別市)  
燃える山 ウフィ・ヌプリ 樽前山(苫小牧市)  
灰の川 ウナ・ペッ 海別川(斜里町)  
塞がる ムカ 無加川(北見市)
鵡川(むかわ町)
土砂崩れによる天然ダム 
「アイヌ口碑伝説等により伝承された大規模災害の検証と現在の防災・減災対策への適用性に関する研究
北海道大学大学院農学研究院特任教授 南 哲行」より





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