解決策
どうすれば解決できるのか。森林が減るのを食い止められるのか。このコーナーで大部分を書いているのは農地開発、牧場による森林の利用の転換。でも、本当に怖いのは。深刻なのは貧困問題なんです。人口増加による貧困。アジア、アフリカ、そして中南米で起きている事は深刻です。爆発する人口問題を解決しなければならないんです。

もう、従来の貧困対策とは無駄と思います。
(でも信じたいですが)
どぶに金を捨てる行為と思ったりします通常の方法では、らちがあかないということで。発想の転換です。もちろん、性急に答えが出るわけではありません。地道にコツコツと継続することが一番大切なことです。

(私が考える解決策)

ちょっと過激な、そして現実的ではないけど、やはり、人口問題が森林減少の消失の最大の要因と思っています。だから、子供が増えなければ良いんです。

アフリカでは3秒に1人、子供が死んでいるそうです。殺すために子供が生まれてはいけません。でも、生まれてしまいます。子作りをしてしまいます。悲劇が待っているというのに。

世界中に夜の娯楽入れる。たとえば、12時まで営業のパチンコや、おもしろい深夜放送のテレビ、楽しいことを広めるのです。そうすれば、子作りに励む回数が減るでしょうから。日が沈むと真っ暗ですからすることがないんです。

ITは貧困を救うとかいっていたけど、それ以前にテレビを普及して深夜にお笑い番組を流す。笑いは人々の心を明るくします。争いが起きません。
笑いを世界に広めるのです。

ちょっと無理かなぁ・・・・

WHOが採用してくれるとうれしいのですが、教育の充実とか、家族計画というテーマで国際機関や援助機関、NGOががんばっています。パンフレットを配ったりしていますが、電気をひいて、テレビを入れると、解決するような気がしますがどうなんですかね。

子供が多いことはいいことというのは、多産多死だった頃の生きる知恵だったんです。だから、テレビ(映像)で既成概念をぶっつぶす必要があるかと思います。
テレビの普及、大事だと思います。

















解決策 その2
現実的に不可能かな?
牛とヤギとヒツジを捨てる。そして、ブタを飼うというのはどうでしょうか。

ヤギやヒツジは、木の芽をたべるんです。特に種から芽が出た次世代を担う稚樹を食べちゃうんです。だから、森が、林が回復しないんです。

牛は牛で、大地を焼いて新芽が出るようにします。大地は煉瓦のように堅くなり、放棄されても、木が生えてきません。

それに対し、ブタは雑食で何でも食べますが、あまり森の更新をじゃました話は聞きません。人間の食事の食べかすも食べますし、蛇やトカゲも食べます。ドイツやデンマークではブタを飼うために木の実のなる木を大事にしました。また、実のなる木を持っていることが自慢でした。

イスラム教やユダヤ教は、教典をかえてブタを食べれば森の減少が止まったりして。ユダヤ教を最初に考えた人は豚にどんな恨みがあったのだろうか。まさか太っていてあだ名が豚といわれていたとか?

最期は、宗教改革と言うより、意識革命ではないでしょうか。既存宗教の崩壊を期待するしかないんですかね。


皆さんの意見を聞かせてください

 
森を守るために、木を使わない動きがあります。
疑うことなく、素直に考えれば、そうかなと思います。
木を使わなければ森が守られると

でも、本当は、木を使わない行為は森の経済的価値を落として、森(木材産業の場)以外の使われ方になるんです。牧場、農地といった木のない状態です。すなわち、森が無くなるんです。
環境保護を訴える人は、使うなとか輸入するなとか言います。そして、商社や製紙会社を訴えます。告発します。

でも、非難されている商社や製紙会社は熱帯林の問題が大きくなる前から、実は植林をし、資源の枯渇に対して努力してきています。

そういった事実はあまり公表されていません。
ちゃんとした知識がない人が多いせいかもしれません。
このホームページではそういった隠れた話を、取り上げていきたいと思っています。

牛に勝つこと
中南米の場合、牧場経営が森林破壊の最大の原因
なぜ、牧場経営かと言えば、ステイタスとお金

ヘクタールあたりの売り上げで、牛より木が良ければ、木を植えます。

現実、生産性の落ちた牧場では、木を植える動きが起きています。中南米でも、オーストラリアでも

東京電力では、オーストラリアで、牧場跡地に植林を行っています。パナマでも、いろんな企業が植林しています。税の優遇処置があるため
このおかげで、田舎でも雇用が生まれ、材が出だせば新しい産業が起きると考えられ、貧困対策の解決として役立つといえます。

何はともあれ、牛が生み出す金額以上に木材価格が、大きくなることなんです。

そのためにも、木を使うことなんです。
経済価値を上げることなんです。



熱帯林を切り開いた牧場(パナマ)

(セネガルの放牧風景)

後継樹が育ちません。牛や羊に食べられるから
(マリの放牧風景)



(上)樹木を入れながらの篤農家的な牧場経営
(下)あまり考えていない一般的な農民の牧場経営





牛だけではなく羊も




セネガルの森林局の苗畑
いろいろな種類の木の中にヘンナの木もあります。



グアテマラの熱帯降雨林
日本人がガムを食べている間は森は残るでしょう。
森の方が、お金になるからです。

白い液がチューインガムの材料
チューインガムが食べられなくなると、パナマの牧場のような姿になってしまいます。
茶髪をしましょう・ガムを食べよう
茶髪も木からの贈り物
ヘンナという木の葉から原料がとれるんです。

西アフリカや、インドなどの比較的乾燥した地域で、栽培されています。

どうして茶髪がいいかと言えば、茶髪をするためにはヘンナの木が必要。需要が増えれば、木が増え、農家の人の収入がアップするんです。収入が上がれば、貧困からの脱出も夢では無くなります。

よりよい生活が現実になれば、さらに努力することになります。二匹目の土壌をねらって、別の木を植えるかも。そして、木が増えれば、意外なところメリットを享受するように、一つは、水が安定的に得られるようになるとか。防風林が出来、土壌の飛散が無くなり、収量が安定、薪を拾いに行かなくても、大丈夫など生活が良くなるから。

それに従って、森を作ろうとさらなる動機付けに発展する可能性があるからです。

ガムは、チポサポテといわれる木の樹脂。
グアテマラやベリーズの低地熱帯降雨林で生産されています。ほとんどが、日本に輸出しているんですけど。
チポサポテの木を残しているのは、樹脂をとるため、そのため、木、森が無くなると、現金収入が出来なくなり生活が困るんです。

このためにも、ガムを食べること。間接的に、グアテマラとベリーズの熱帯林保護に役立っています。

茶髪やガムは代表的な林産物。林産物を使うことは、それを生み出す環境を維持しなければ、もしくは、もっと改善しなければなりません。すなわち、森が生き残り続けるんです。



人工林について

一部の人の主張のなかで人工林を悪く書いている人がいます。生態系を無視して、木の農場とか、生態系を殺したジェノサイトと、いろいろ好き勝手を書いています。
それはそれでいいのですが、無知をさらけ出してあとで、環境に興味を持った人が科学的な知識を持つと
・・・・・・・あえて書きませんが・・・・・
可哀想な気がします。

人工林は、そこしか見なければ、生態系を無視した、そしてモノカルチャーです、しかし、大きな目で見れば、人工林から木材が供給される。それは、天然林が守られることにつながるのです、貴重な森が守られるのです。

持続的に人工林から木材がでれば、わざわざ天然林を伐る必要がないからです。PNGの例ですが、天然林では1ヘクタール(100×100m)の1年間の生長量は30mなんです。でも人工林なら200m、管理をしっかりすれば、400mと天然林の6倍、もしかしたら12倍も木材を生み出します。面積で言えば、天然林の1/6で同じ生産量が見込めます。人工林が増えれば、わざわざ天然林を伐りません。コストがかかるからです。
人工林を増やすことが貴重な原生林を守ることにつながります。

また、人工林経営を行うようなところは、基本的に貧しいところです。現金収入を得る機会がほとんどないところです。でも、木を植えて、育て、伐って売れば、お金が入ります。子供を学校にも行かせれます。病気に勝てる薬も買えます。何より、貧困とおさらば出来ます。お金が出来るとプロパンガスを買います。
ただし、人工林は現地の雇用に役立っていないという話がありますが、それは期待が高すぎたからです。価格が適正になればそれなりに効果は出てくるのではと思います。まだまだ過渡期なのではと思います。

燃料のために森の木を伐ることもなくなります。お金がすべてというのは、ちょっと悲しいけど、お金がなくては、生活が出来なくなりつつあります。貧困撲滅のためにも雇用の場としての人工林は重要です。

人工林を増やすために木を使う必要があると思っています。買う人がいなければ木を植えても意味がないですから


まあ、見方はいろいろあります。
人工林を批判することでご飯を食べている人もいます。悲しいことですが。
そして、柔軟性に欠けた人が多いのも考え物です。自分の思っていること、行動していることが絶対で、正しいと信じている人も多いんです。単純に物事を考えている人も多いです。木を使うことをやめて、もっとエネルギーのかかるものを石油製品や、金属製品を使うのを環境に優しいと思っている人もいます。

(私は柔軟的というか、ちゃらんぽらんです)

主張には必ず裏があります。欲望があります。
だから、鵜呑みにしないで下さい。
(このホームページも??)
という意味で、考える触媒となっていただければうれしいです。


ラグビーボールは見る方向が変われば見え方が、違います。楕円だったり、丸だったりと・・・・
近づくと、革だったり縫い糸だったり、でも、ラグビーボールなんですよね。物事の本質は多分一つなんでしょうが、見る方向が、見るところが、考える方向が違うと主張が違ってきます。

だから、色々な方向から物事を見てください。
環境問題は単純ではないので、疑ってかかることが理解の第一歩です。

気軽に質問してください。
答えられる範囲ではありますが、答えていきたいと思います。

牛乳瓶と牛乳パック
どっちが環境に良いのか
普通に考えれば、牛乳瓶の方がガラスの瓶の方が、環境に良さそうな気がします。牛乳パックは木を殺して紙にするから環境に良くないと言われそうです。でも、1トンの牛乳パックを1台の車で運ぶとなると、牛乳瓶だと3台必要とか。瓶が割れるのを防ぐために枠のある入れ物に入れないといけないので、容積が大きくなるからです。(ガラス瓶も重たいので)。こう見ると、牛乳パックの方がガソリン代など燃料費では省エネとなります。
牛乳瓶を洗うことで洗浄液が必要。洗浄液を造るために消費されるエネルギー、ガラス瓶を造るエネルギー等々をすべてを計算して、紙パックより経済的か、環境に優しいか判断しないといけないんです。
もちろん紙も漂白処理などありますので、ただ木を伐るだけじゃないんです。
そして、ガラスの原料は有限資源なんです。紙の原料は木。伐っても植えれば再生されます。無限資源なんです。
リサイクルで見れば、ガラス瓶は何度も利用できます。そして、壊れれば、溶かして再利用できます。紙パックは、古紙として利用されるか、燃やされるだけ。使い道が豊富なのはガラス瓶。

で、どっちが環境に良いかと言えば、よく分かりません。ちゃんと調べていませんので。
どこに焦点を当てるかで、見方が変わるんです。


感想でも書いていただけるとうれしいです。
解決策
きこりのホームページ http://www.kikori.org