インドネシア共和国
Republic of Indonesia
         
  バナナを選んだばっかりに
バナナを選んだばっかりに Part2
ある少数民族の話 象が怖い
オランダという国
農園火災だぁ
トウンパン・サリ&ツリーガーデン
プカランガンPekarangan 
ヨーロッパによるコーヒー栽培
森林タイプ
インドネシア式択伐方式
  ジャワティー
かつての違法伐採?
       
 
ジャワティー
ジャワティーとは、ジャワ島で作られるお茶のこと。もちろん、紅茶の仲間です。もともとは、オランダが、植民地時代に、お茶栽培をしていたからです。1835年に、東インド会社がチャレンジするも失敗、1882年にスリランカから、アッサム種を導入してから、本格的な茶業に入ります。

オランダ人のための紅茶ですから、オランダ植民地政府が管理していたので、日本軍の占領と独立運動の間は、寂れますが、インドネシア独立後に、国有化します。

ジャワ島のバンドン周辺で作っているのが、ジャワティーで、スマトラ島のタボ湖周辺で作られているのが、スマトラ茶です。

ちなみに、中華系の茶畑のお茶は、紅茶より緑茶の方になるそうです。

かつての違法伐採?
インドネシアと言えば、熱帯雨林の豊富な国で有名ですが、その反面、森林が消えていくスピードが速いと言うことでも有名です。
大規模なパームオイルやゴム園などの林地の利用転換もありますが、違法伐採の噂も跡を絶ちません。

そんな違法伐採にも、色々な種類があります。地元住民の可愛い違法伐採、自宅用の家に利用や薪や炭などの燃料のため、分からない程度に盗み出す違法伐採から、トラックを入れて一気に運び出す、時には船に積んで逃げるとという大胆な違法伐採まであります。

その3タイプとは、@スマトラ型、Aカリマンタン型、Bイリアンジャヤ型だそうです。

タイプ 規模 利用先 その他
スマトラ型 地元住民で小規模 主は国内
マレーシア、シンガポール、中国を経てヨーロッパ(メダン経由)、日本にも
ジャワ島のチークも同様
カリマンタン型 組織的
大規模
サラワクやサバに違法輸出
一部は国内
イリアンジャヤ型 無秩序 マレーシアや中国、インド
スマトラ型も、カリマンタン型に組み込まれる動きがあるそうです。

基本、出資者がいて、協力者の存在があります。出資者は、インドネシア人か、その周辺の外国人が多く、スーパーボスと呼ばれるそうで、前面に出ることはないみたいです。次に、ビックボスという人たちが、インドネシアの大都市に住んでいます。そして、森林のあるところには、ローカルボスがいます。
 このローカルボスが、地元住民や入植者に声を掛け、木を伐らせます。村長や地元の警察や役人に鼻薬を嗅がせるの仕事の内です。
 ビックボスは、インドネシア国内の調整を含め、海外に出す仕事をしているとのこと。