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  世界的に有名なXmasツリーは 
ラズベリーの保存方法
日本人には家を貸したくない
家の印=トーテムポール
愛は増え続ける?
ハワイのコーヒー
ハワイの日本茶
ゾーニングの考え方
   
 
世界的に有名なXmasツリーは
世界で有名なクリスマスツリーは、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー。11月28日の午後9時に点灯してクリスマスシーズンの開始となるシグナルツリーなんです。

このツリーにはこだわりがあって、75〜90フィートの高さ(23〜27m)、枝振りを入れた幅が40フィート(12〜13m)の大木。しかもノルウェー・スプルースという樹種(トウヒ:Picea abies)。50年以上の木で、北欧産のため、天然林ではなく、北東部の個人が植えたものを見つけてくるんだそうです。





ラズベリーの保存方法
先住民は、ラズベリーを保存する際、ハチミツに漬けて冬の保存食にしていたそうです。


日本人には家を貸したくない
ヨーロッパでは貸す前より、返却時の方がきれいになるということで、日本人に部屋を貸したいという話があります。日々、掃除するから?それとも、「トイレの神様」じゃないけど、ものを大切にするから?

でも、アメリカの木造住宅では、日本人には貸したくないんだそうです。他の外国人はどうかしれませんか。

理由は、メンテナンスをしないから。メンテナンスをしないので、家が傷んでいくんだそうです。

そういえば、ペンキ塗りとか、日曜大工のシーンが映画やドラマで見られます。一方、日本では、そんなシーンは見ないですね。

ここにも、文化の違いが






家の印=トーテムポール
アメリカインディアン(とは言っても、太平洋側の人々)の特徴の一つとして有名なトーテムポール。その一族の紋章として動物や鳥などを彫るんだそうです。

トーテムポールになる木は、外に置く木は丈夫なレッドシダー(Thuja plicata )、室内用は、イエローシダー(Xanthocyparis nootkatensis )と使い分けるそうです。まぁ、柾目で加工がし易いからだとか。
一見トーテンポールは灰色の柱に見えますが、最初は、レッドシーダーと呼ばれるだけあって、材は赤いんだそうです。

アラスカにあるシトカ・ナショナル・ヒストリカル・パーク(Sitka National Historical Park)には、原生林の中にたくさんのトーテンポールがあります。3.5km
トーテンポールは、totem pole

http://www.nps.gov/sitk/

愛は増え続ける?
ナンテン(Nandina domestica)は、西洋の花言葉で、「私からの愛は増ばかり」というそうです、この他には、「機知に富む」「幸せになる」「良い家庭が築ける」等々、感じの良い植物なのです。
ということで、贈答用に喜ばれるということで、みんなでプレゼント。もらったナンテンは庭木として植えたのです。

この愛は増ばかりのナンテンは、本当に増えてしまったのです。赤い実を小鳥が食べて、そこら中に糞をすれば増えるのは当たり前。米国東北部の森林には野生化したナンテンが自生しているそうです。

ハワイのコーヒー
ハワイにコーヒーがもたらされたのは、1828年頃のことだとのこと。しかし、1970年代まで、ハワイの主要産業は、サトウキビ栽培でコーヒー農園としては1980年代に入ってからのこと。

1987年に、コナヒルズコーヒーと命名したコーヒーがコナコーヒーです。

ハワイの日本茶
ハワイで日本茶の栽培が始まったのは、19世紀後半からといわれていますが、何度もチャレンジしては失敗の連続。技術もコストも問題だらけでした。

しかし、2000年頃から、お茶栽培が本格化します。
ハワイにもお茶の木が育つ環境があり、霧や雨が多く、朝晩が冷涼な場所です。

ゾーニングの考え方
アメリカの国有林におけるゾーニングは、1960年代に始まります。第二次世界大戦後の経済成長によって、国有林は、木材を産業界や、一般消費者の要望に応えるために、増産を重ねていきます。

増産する=人の雇用、そのうち、雇用のための伐採と、本末転倒になっていきます。結果は、過伐で荒廃します。日本と同じです。

1960年に「多目的利用・保続収穫法」と言う法律が制定されて、国有林の管理目的が、1897年以来の大修正をしたのです。
国有林の管理目的を、「レクリエーション」「牧草地」「水資源」「野生動物(魚類を含む)」「木材生産」の5つを設定しました。

森林局で木材生産向けの天然林で伐れる場所は伐るということで、天然林伐採反対運動がある中、増産体制を維持していたのです。

1980年代後半から1990年代の北西部で騒がれたマダラフクロウ問題で、政策の転換となります。結果的に、木材生産の方針がダメになり、森林に依存していた木材産業、その関係者は、計算しきれないくらいの経済的損失となりました。

木が伐れないため、木材生産の方針は放棄し、生態系重視のエコシステムマネジメントを全国の区有林の管理方針としたため、国有林の木材生産は1990年代前半で終了します。

天然林の大規模皆伐という経済性重視だったのが、一部のアメリカ国民にはダメに映ってしまったのです。


一方、民有林は、州政府管轄で、林業が盛んな州では、施業規制法を使って、行政介入しますが、州が異なれば、違います。
助成金制度はある物の、基本は自由の國ということで、森林所有者は何をやっても行政が口を挟むことが出来ない世界となっています。ゾーニングには縛られないのです。