はじめまして

持続可能な森林経営という考え方は、昔から日本やドイツ、オーストラリア、フランス等、脈々と続けていた歴史がありました。林業用語でいう法正林思想です。林業とは、森を利用して生活することで、将来を見据えての経営を行ってきました。

しかし、科学技術の発展にともなって、植民地からの独立による手っ取り早い現金収入ということで、たくさんの木々が切られ森が無くなっていきました。

熱帯の森が無くなったということで、ヨーロッパの環境保護団体(自称)は、熱帯材の貿易を利用を購入をボイコットをしたんです。

木を買わなければ、木を切ることはない。そうすれば森が残るという単純な脳味噌のせいで、ちゃんと考えて森の利用していた人たちも同じような扱いを受け経済的に追いつめられる羽目になったのです。

しばらくしてから、ちゃんと経営しているところは、ちゃんと買いましょうという声が、一部の環境保護団体から、また、熱帯材を輸出している国から起きました。

その結果、基準指標作り、認証制度が生まれたのです。

ここでは、「持続可能な森林経営」をテーマに、ITTOの基準・指標から、地球サミット、ヘルシンキプロセス、モントリオールプロセスといった国際的な動き、国家的な動きを中心に、仕事などで得た情報を発信しています。また、国家の動きとは別に、民間による動きも発信しています(していきます)。このホームページは、作者の頭を整理する意味もありますが、森林・林業・環境に興味を持っている学生や環境問題に興味のある方の入門書を目指しています。


普通の人にも、もっと森林・林業の実状を知ってもらいたいと思っております。

ここに載せていない情報も結構あります。整理しなければと焦っておりますが気軽にたずねてください。出来るだけ、意に添えるようにしたいと思っております。

もっと専門的に勉強したい方は、藤原さんのHPと、森林認証制度研究会が参考になります。
藤原さんのHP「持続可能な森林経営の実現のための政策手段に関する勉強部屋」
  http://homepage2.nifty.com/fujiwara_studyroom/
  
森林認証制度研究会
  http://www.chiiki-kankyo.net/fcnet/