災害と神社・寺
何故、こんなに日本では木を植えられたのか
しかも、急峻な斜面にです。

あちこちを車窓から改めてみると、ほとんどの山にスギかヒノキが植えています。凝り性としか思えないような植林地を見ると、何故ここまで日本人は木を植えるのか首を傾げます。

特に、日本に来た外国人から見ると信じられないとのこと

一般的に、水源林の機能が良く森にあるといわれています。元々は、弘仁12年(821年)の大和一円に出された禁伐令。これは、農業用の灌漑を目的にしたんですが、幕藩体制から終戦直後までは、災害防備が主な目的で植林されました。農地の保護ということで海岸防砂林、防風林や、水害の被害拡大の低減等々。これらが、森づくりの基本に「生存空間の維持」があったのだと思います。

水源の確保は、都市における人口の増加に対し、いかに水資源を確保するかという視点から賑やかになった話です。

たぶん、熊本の吉無田水源林が水源涵養の面から植林された例としては最初ではないでしょうか。

色々、水争いについての話はありますが、木を植えたという話は情報として持っていませんので。

小学校の時に習った六甲山の治山の話。キャサリーン台風やジェーン台風を思い出します。そして、六甲山の治山ダムや天井川など・・・・・・

「日本の森を作った人・守った人のコーナー」でも分かると思いますが災害との戦いがいかに多いことか

ここでおもしろいのが、古いお寺や神社が、災害に強いところにあります。人から聞いてあれっと思ってから、調べていますが、洪水や山津波によって、村が都市が襲われるという事が毎年繰り返されています。

元々災害の多発地であること、例えば新興住宅地
かつては、災害があっても人がいないため、大した被害がでなかった所。こんなところで起きているような気がしますが、どうなんでしょうかね。地名から災害に弱いと思うような所に住む人の気が知れませんまあ、勧める不動産も問題ですけど、買う方も勉強しないと

災害の色々な報道がされる中で、神社や寺が壊された話は滅多にありません。
ちょっとした祠もそうです。

何百年もそこにあるというのは驚異的なことです。
神や仏の加護ではなく、何らかの土地の見方が災害に強い場所を見つける方法があるのだと思うと、昔の人はすごい

鎮守の杜や祠の後ろにあるちょっと木々に何らかの効果があるのでしょうか

家を買うときは、神社の近くか寺の近くかがポイントになるんでしょうね

みなさんは、どう思いますか

森と神様